26 2月

「属格の境界線にある呼びかけに応答する人生あるのみ」

何がそなえられていれば、私の心がみたされるのか。
観えない心よ。あなたはそれを求めるだけなのかと、神のイメージからの呼びかけに私は自問自答する。その日々が続いた青春時代。
ある日、ある時、気づけば、知らぬ間に無我夢中に求めてやまなかった夢と希望が実現していた。
まさに、「求めよ、さらば与えられん」である。「求めよ」の呼びかけに決して戸惑ってはならない。更には躊躇することもない。
「求めよ…」、その呼びかけを信じて応答する人生があるのみ。私があなたに伝えられることは、「与えられる」「与えられない」は、二の次であり、「求めよ」のみである。
何故ならば、私が、「求めよ」に応答する時、それが私のしあわせな人生と隣人のしあわせな人生のめぐりあわせの実現となる。
言い換えるならば、属格の境界線にある人生である。